2010.11.17 Wednesday
愛犬の幸せを考える
「イギリスのペット事情から学ぶ事・活かしていけること」セミナーに参加してきました。 平日の昼間に開催される貴重なセミナー ありがたいです♪ さて、今回のセミナーでは、日本人に飼われている犬達のために 今何が出来るか という課題を考えさせられる内容でした。 イギリスの犬達の様子の動画を見せていただけました ・オフリードで広ーーい公園を においかいだり走ったり池を泳いだり、ストレスの無い散歩をしている ・犬と犬とが出会っても ほとんど見向きもしない ・人間は人間のペースで散歩をしている (犬:人間のそばをついて歩く、遠回りしながらもついて歩く) ・人間が 出会う犬を見向きもしない ・犬をカートに入れて散歩していない 腹着せていない 抱っこしていない カフェでひざに乗せない。 上記、日本の人間と犬との違いです。 日本でよく見かける状況は、リードを張ってにおいをかいでいる、犬と出会うと興奮する、人が犬によっていく 犬が人によっていく、犬の為の仕事のような散歩、 人も犬もストレス満載の散歩 この違いが見られる根本原因は、犬の幼児期の社会化トレーニング認識の違いでしょう。 イギリスも1回目のワクチンが終了した時点で 清潔な場所でのパピー教室参加が可能で、開催箇所も多い 気軽に参加可能 ブリーダーから社会化・トレーニングの必要性の説明が聞ける。 それと、ショップでの生態販売がほとんどされていない為、親兄弟と一緒に過ごす時期が長い、ということも影響しているのでしょう。 オフリードの散歩は環境も含め 日本では不向きでしょう。 でも、幼少期のパピークラス参加やトレーニングスクールへの参加により、犬が過敏な反応をしてストレスを受ける事は解消できることですね。 ペット先進国は、動物福祉の法律が機能している。チャリティーやレスキュー意識も高い。 すべてまねする必要は無いが、日本の犬達を幸せにするために出来ることは沢山あり、 それに気づかないといけないと思う。 愛犬の幸せって 何? 家族の一員として生活に溶け込む、犬として尊重してもらえて 犬という動物を理解してもらえて 適切なエサ・健康維持・・・・・ 自分の環境・生活スタイルの中で、何ができるかな?考えてみよう。 |