大好きなムツゴロウさんの本。
しつけの事が書いてあるけれど、 「座れ」の教え方とか、ハウスの練習のこととかは書いていません。
犬という動物を理解して 愛犬との生活を楽しむ方法がほとんどで、完全に犬目線ですね。
10万以上の犬と関わった経験はもちろん、獣医・科学者であるムツさんの言葉は根拠があり信頼できます。
・犬に先に食事を与えてはいけない
・犬に先にドアを出させてはいけない。
・散歩は犬を先に歩かせてはいけない
など信じている方には是非勉強していただきたいですね。
今回は、この本の中から「犬の食事」について格言を拝借。
「おいしい」 は 「うれしい」
「うれしい」 は ”生きる力”。
人間はおいしい物を食べると幸せに感じます。
犬も一緒でしょう。
(ムツさんの心拍数計測器使用実験で証明されている)
特に犬は、行動範囲を制限され 楽しみの選択肢も少ないから 食べる事ってスペシャルイベントだと思いますよ。
「うれしい」は“生きる力”というのの例として、
「宇宙飛行士はなぜレトルト食品を必要としているか。
錠剤だけでは、搭乗員の心も体も疲れてしまうからではなにでしょうか?」
と書かれている事に 確かに!って感じましたね。
食べる事 おいしい物を見つけることは 生きがいの人も多いですよね。もちろん私も。
栄養調整食品だけ食べなさいと言われたら 心が病む。
それで、この「おいしい」は「うれしい」をしつけに活かしましょう!と書いてあります。
「うれしい物」が人間の手からもらえれば 人間の手を怖がるようにはならないでしょう。
「うれしい物」が 行動(言葉のキューに答えた時・人の横を歩いている時とか)に伴って出てこれば、その行動は喜んで行うでしょう。
ご飯の前の「オスワリ!」「まて!」・・・・「よし!!」
以外にも どんどん普段の生活にも取り入れていきましょうね。
(私は食事の前の指示は一つもだしませんの。 「おまたせ!」って感じで。)
いつものドッグフードに トッピングするだけで喜びますよ。
トッピングしか食べなくなる と言われるなら、
「おいしい!うれしい!」を感じてくれたってことですね〜
ちょっと工夫(スープをかけるとか)してみましょう。
犬が喜ぶと 私は幸せを感じます。